【まくり差し一閃!今垣光太郎】開設69周年記念キングドリーム戦【混戦の行方】
今垣光太郎が参戦した。
ボートレース児島は、1999年のSGボートレースクラシックの優勝歴がある。
緑のカポック6号艇から、コンマ02のスタートを決めて、
差し切ったあの映像は今でも鮮明に覚えている。
あれから22年もの月日が経過し、
児島周年の初日最終12Rのキングドリーム戦の3号艇に登場した。
まずは、恒例の如く、赤のカポック3号艇からのオッズを注目してみた。
■児島キングカップの初日ドリーム戦(第12R)のオッズ
今垣選手からの流しは、下記のとおりである。
◆2連単オッズ(確定後)◆
3-1 | 33.3 |
3-2 | 98.8 |
3-4 | 54.1 |
3-5 | 117.7 |
3-6 | 172.2 |
4年連続でSG制覇を成し遂げている毒島選手、
今年当地グラチャンを制した前本選手、
現在賞金ランキング第6位(7823万円)の桐生選手などが名を連ねている。
一言で言えば、強豪揃いである。
全盛期の今垣光太郎選手ならば、このような高いオッズにはならないが、
致し方ないところではある。
■渾身のまくり差しが炸裂
今垣選手は、カド受けの3コースから、コンマ10のトップスタートを決めた。
そして、1号艇毒島選手と2号艇前本選手の間を割り、
渾身のまくり差しが突き刺さった。
スタート直後からの行き足は弱めに見えたが
今年のボートレースメモリアルの6コースから
まくり差しを決めた時とまったく遜色がない、
素晴らしいまくり差しであった。
さらに、1周2マークにおいては、
鋭角なターンで迫ってくる毒島選手も振り切った場面からすると、
回り足が良く、特に伸び足が優れているのではないかと感じた。
初日が終了した時点で当然得点率は第1位。
このアドバンテージを活用して、
準優勝戦に好枠で進出してほしいと願って
本記事の執筆を終了したい。
ありがとうございました。