【羊と鋼の森】今でも忘れられないフレーズがここにある【調律師の世界を体現】
2016年に、本屋大賞を受賞
そして、2018年6月に映画化を果たし、
羊と鋼の森 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
さらに、天皇皇后両陛下が鑑賞された傑作。
天皇皇后両陛下、映画『羊と鋼の森』ご鑑賞 主演・山崎賢人「緊張しました」 | ORICON NEWS
それは、
「羊と鋼の森」
である。
ピアノの演奏を陰で支える「調律師」を魅力的に描いた作品で
調律にまったく興味のなかった私でさえも、
その世界に惹き込んでくれた素晴らしい芸術品である。
そのストーリーの中で、
主人公・外村の先輩社員・秋野匡史が言い放った、
今でも忘れられないフレーズがある。
※映画版ではカットされていたと思う
それは、
「外村くんみたいな人が、たどり着くのかもしれないなあ」
先輩社員・秋野が、
主人公・外村を、
コツコツと積み重ねることでしか到達できない景色を見ることができる人物
と称し、最大の讃辞を主人公に送っていると感じた。
それを裏付ける証左として、外村が在籍する会社の社長も、
「外村くんみたいな人が、根気よく、一歩一歩、羊と鋼の森を歩き続けられる人なのかもしれない」
と、続けて話している。
主人公・外村がどこまで高みにいけるのかを期待した台詞。
素敵な人間関係を築けていると少し妬けるような感情も込み上げてきた。
あたりまえだけど…
どんな才能のある人であっても、一歩一歩でしか前に進めない。
だからこそ、楽しくて好きなことに没頭していくことが、
才能を見つける唯一の道なのかもしれないと思わされた。
自分の新しい一面が分かると面白いので、
今までにない経験を少しずつでも積み重ねていきたい。
これからも、楽しく毎日を過ごして参りましょう!