明日できることは今日やらない【まじめな人ほど図太く生きてほしい】
すべての仕事を優先度を付けることなく、
次から次へと溢れ出てくるタスクを、
一個一個丁寧に消化することは美徳だと考えていませんか?
これは、数年前までの私自身のことを指しています。
最近は、深夜残業などはまったくしていませんが、
以前は、実質的に残業時間は青天井だったと言っても過言ではありません。
しかしながら、休職を経て、そして、働き方改革が始まり、
長時間の残業はできない状況です。
そんな状況でも、当然、給料に見合った成果は求められます。
「残業という裏技に頼らずに、どのような仕事の仕方をすれば成果が出せるか?」
一般的には、仕事の生産性を高めることが有効だと言われています。
佐藤 優氏の書籍「メンタルの教科書」では、
メンタルの強化書 | 佐藤優 | メンタリング・コーチング | Kindleストア | Amazon
仕事の生産性についての記載があります。
該当箇所であるP134からP135までを、勝手に独自の視点で要約すると、
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これからは仕事の生産性が厳しく問われる時代である。
要領よく仕事をこなすためには、仕事を重要度と緊急度の2つに分けて、
重要度が高くかつ緊急度の高い仕事から実施していく。
ポイントは、「明日できることは今日やらない」という考え方である。
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※「重要度が高くかつ緊急度の高い」というフレーズは、7つの習慣でも聞いたことがあるような気が…
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(新書サイズ) | スティーブン・R・コヴィー, フランクリン・コヴィー・ジャパン |本 | 通販 | Amazon
とあります。
「重要度が高くかつ緊急度の高い仕事から実施」
ではなく、あえて、
「明日できることは今日やらない」
という考え方を、自分の中に浸透させていきたいと考えています。
たとえ、中途半端な部分までしか終わっていなかったとしても、
今日やるべきことが終わっているのであれば、
時間が来た時点で業務を終了させてしまうことだと思っています。
本当にまじめな人は、毎日気を緩めることなく、
「ここまでは絶対に完了させなければならない!」
といった、高い目標と志を持って、
仕事に挑まれる方も多いのではないでしょうか。
職業柄、安全最優先の業務就く人であれば、そうせざるを得ないと思います。
もし、そのような条件に合致しないのであれば、
徐々にでも、少しずつでも、思い切ってその働き方を、
その考え方を切り替えていくことを検討してもよいのではないでしょうか?
まじめな人ほど効率的に進められず、残業をする傾向にあると思いますので、
「明日できることは今日やらない」
という言葉を、頭の片隅にでも置いてもらえると幸甚でございます。
長文を読んでいただき、誠にありがとうございました。