修正技術を磨くことが重要【飛行機が計画した空路を飛ぶ確率は0パーセント】
みなさん、飛行機に搭乗したことはあるでしょうか?
「馬鹿にするな!乗ったことがあるに決まってるだろ!」
というツッコミが、津波のように押し寄せてくる様子が目に浮かびます( ̄▽ ̄;)
ここで、国土交通省が発表している飛行経路図を参照してみますと、
☆国土交通省 主要航空別交通量☆
『航空:主要航空路別交通量(IFR) - 国土交通省 (mlit.go.jp)』
綿密に飛行経路を決めて、さまざまな場所に離発着して運行されている様子が伺えると思います。
「だからどうした?」
「素人のお前が飛行経路の何を理解しているというのか?」
と思われると存じます。
おっしゃるとおりでございます。
本題はここからです。
正確に計画された空路を飛んでいると思われる飛行機ですが、
実は、飛行機が計画したルートを飛行している時間の割合は、
「全体のゼロパーセント! 」[1]
なのです。
[1]Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法 | ロルフ・ドベリ, 安原実津 |本 | 通販 | Amazon
飛行機は、目的地に向かって、細かい調整を繰り返しながら大空を羽ばたいています。
少し言い換えると、飛行機は非常に「軌道修正技術」に優れた乗り物と言えるのではないでしょうか?
さらに、このことを人生に置き換えますと、
最初の計画に時間を掛け過ぎずに物事を開始させて、微調整を繰り返しながら前に進むくらいの方がちょうど良いことがあるのではないでしょうか?
決して、慎重に進めることを否定するものではありません。
命にかかわることや人生の岐路に立つ選択など、慎重に慎重を期して進めることがあるのも重々承知しております。
しかし、それ以外のことで慎重に進めていくことが、逆にあなたの足かせになっていることはないでしょうか?
新しい物事を始めることは、多少のリスクが含まれる場合もあります。
ただ、それを恐れていては、新たな自分の優れた点の発見など新しい景色を見ることはなかなかできないと思うのです。
『何歳になってもチャレンジ精神を持って新たなことを開始させ、飛行機のような素晴らしい修正技術で微調整を繰り返しながら、昨日よりも一歩でも前に進んでいく』
このような精神を持つと、毎日楽しく過ごしていけるのではないでしょうか?
謝辞
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
心より感謝を申し上げます。
何歳になってもさまざまなことに興味を持って、世の中を楽しく渡っていってもらえることを切に願っております。